板倉造りは「板」で「倉」を「造り」ます。
板倉造りとは、日本古来の神社や穀物倉庫を造ってきた優れた木造建築技術。
柱や梁を木組みで構成するだけでなく、4寸角(120㎜)の柱に溝を彫り、厚さ1寸・幅5寸の杉板を落とし込みます。 それにより、倒壊につながる破壊が生じにくく、杉の持つ柔らかさを活かす構造となっています。
板倉構法は、柱や梁などの構造の他に、床や壁や屋根にスギの厚板を用いることで、堅牢で長持ちする家、燃えにくい家、湿気がこもらず、結露しない家、冬温かく夏涼しい家をつくることができます。
スギの無垢材だけで家をつくるのでシックハウスの心配もありません。
有害な廃棄物も出にくく、リサイクルにも適したまさに地球にやさしい家なのです。