こんにちは。大生建物代表の小林徳章と申します。まずは、ご覧いただきありがとうございます。
当社は両毛5市(足利・佐野・太田・館林・桐生)を中心に、52年間に渡って新築注文住宅・リフォームを施工・管理して参りました。地域の皆様に支えられ、心地良い住まいをデザインするお手伝いをさせていただいております。
一問一答で私の想いなどを語らせていただきましたので、よろしければご高覧いただけましたら幸いです。
株式会社大生建物
代表取締役 小林徳章(090-3318-6360)
代表取締役 小林 徳章
建てて終わりではなく
長いお付き合いをさせていただきたい、
そんな風に思っています。
社名はその字のごとく「大きく生きる」です。創業者の浅沼公子が名付けました。元々は「大生興産」という不動産業から始まり、創業52年になります。途中から土地を開発して分譲するようになり、そこから土地だけでなく建物も手掛けるようになりまして、どちらかというと興産は不動産のイメージが強いので、土地から建物にシフトしていく過程で35年前に屋号を分かりやすく「大生建物」に変更して今に至ります。当時はバブル期で分譲地がよく売れる時代でした。私はバブルが崩壊する2年前くらいに入社しているのですが、弊社が建築条件付きの土地(※)の販売を始めたのもこのころです。
※建築条件付きの土地=売主が買主に対し「指定の建築会社で住宅を建築すること」などの条件を指定する土地のこと
個人のお客様の住宅がメインです。現在、注文住宅の新築には大きく分けて2つ種類がありまして、平屋でスタイリッシュな「SIMPLE NOTE(シンプルノート)」と、こちらも平屋の「casa piatto(カーサピアット)」が主軸の建物になっています。
「大きい家は必要ですか?寝るだけの部屋に10畳もいりますか?」という、2階建てありきで考えない「シンプルノート」のコンセプトと私の考えが合って、2018年にプロジェクトに参加しました。
以前、「究極の家はなんだろうなぁ」と考えたことがありました。その時「25坪の平屋」が究極の家だと思ったんです。大きい家や広い庭は維持も管理も大変じゃないですか。それから、当たり前にある勝手口は今の若い人にはいらないんです。実際に7~8割の家が使っていない。うちの家にも勝手口ありますが、私は20数年出入りしたことがないんですね(笑)。戸建てのマンション形式が「シンプルノート」の発想で、まず初期設定の段階で勝手口はご提案しない。最近はお風呂やトイレの窓もいらないというお客様も増えているのが現状です。
ほかには住宅のリフォームです。家を建てたら修繕、メンテナンスは必要になってきます。おかげさまで社歴が長いので以前弊社で新築されたお客様を中心に、定期的なアフターメンテナンスを行っています。まずは6カ月点検、1年から10年までは毎年、それ以降は2年ごとにメンテナンスのご連絡させていただいてます。弊社で一番古い注文住宅は37年くらい前のお客様で、今でもお付き合いさせていただいておりますよ。
あとは、もとが不動産業なので不動産売買や仲介、中古住宅の売買ですね。それと、薪ストーブの販売施工などもあります。
入り口はSNSを活用して、それからモデルハウスやオープンハウスなどの見学会、家づくりセミナーや弊社事務所での相談会になりますね。土地がないお客様は土地探しから、設計プランや資金計画の打ち合わせをさせていただいて、その後お見積りの提出。注文住宅なので100%決まってからのスタートとはあまりならず、弊社では8割決まったくらいでご契約させていただいてます。これが第一段階で、第二段階にインテリアコーディネーターとのカラースキーム、打合せ、第三段階で地鎮祭から上棟、建物完成と進んでいき、アフターメンテナンスへと続きます。
社の代表としての会社経営もありますが、同時に窓口でもありますので、新築住宅のお客様との打ち合せが一番です。昭和のころはそれこそ深夜までお客様の家で打ち合わせすることもあったのですが、今の傾向ですと、弊社事務所にお越しいただき打ち合わせをしたいというお客様がほとんどです。もちろんリフォームではまず現場へ伺い、そちらで打ち合わせをさせていただきます。
弊社の経営理念は「誠実・信頼 心と体を癒す家づくり」で、まず第一に「誠実でありたい」と思っています。お客様のお話をしっかり聞いてより良いアドバイスをご提案したい。そして、建てて終わりではなく長いお付き合いをさせていただきたいと思っています。以前新築されたお客様のご子息ご令嬢が弊社で家を建てたいという、とてもすてきなご依頼もあり、地鎮祭でお父様が「この家で育った娘が、また大生建物で家を建てます」と言ってくださり胸が熱くなったことを覚えています。
じっくり話をしたい、こだわりを持った家づくりをしたいというお客様がほとんどです。ありがたいことに、弊社で新築されたお客様がほかの方をご紹介してくださるケースも増えています。
一昔前は30代までに資金を貯めて40代で家を建てる、というケースが多かった印象ですが、近年は夫婦共働きが一般的になり住宅ローン期間も長くなったので、結婚を機に家を建てたいという20~30代の若いお客様も多くなりました。
ゆっくりじっくり話をしながら家づくりをしていきたいと思っています。建物の性能や機能などは基準を十分クリアしています。実は、基礎がしっかりしているのは当たり前、構造が良いのが当たり前、住み心地が良いもの当たり前、この「当たり前」を以前はわざわざ言わなくても理解してもらえると思って話していなかったんです。でも、そういった当たり前なこともきちんと説明していくことが大切なのではないか、と最近気づきまして(笑)。そこも積極的にアピールしていきたいです。
そして、弊社の家づくりに共感していただけるお客様との出会いが増えればすてきですね。
小林 徳章(こばやしのりあき)
1966年、栃木県足利市生まれ。高校時代は体操競技でインターハイ・国体出場。東海大学大学院修士課程修了後、90年4月、グループAG入社。同6月、㈱大生建物配属入社。95年結婚、翌年35坪自宅完成。2016年6月、同社代表取締役就任。宅地建物取引主任者、2級建築士、リフォームスタイリストなど多数の資格保有。2男2女の父、孫1人。現在も体操競技全国大会などに出場している。